こんにちはユウです。
本日は経験者(中途採用)者の新しい会社での順応の仕方について解説していきます。
昨今、転職者が増えてきており、
一生安泰の日本の大企業も、中途採用を促進する企業も増えています。
実際、私も転職し、今の会社に経験者採用で入社しましたが、私が入った時には
2,3人が経験者採用者がいるかどうかでしたが、
今では20名程度とかなり経験者採用の比率が増えています。
しかし、同時に、せっかく入ったにも関わず、馴染めず苦しむケースや
すぐに辞めてしまったというケースも増えています。
今回は悩む原因を解説し、上手く順応していく方法をご紹介します。
エン・ジャパン社の2019年の記事にて
『よそ者』を「活かす組織」と「殺す組織」「中途入社者」が活躍する会社の秘密
https://corp.en-japan.com/success/17191.html
- スキルや知識の習得
- 暗黙のルールの理解
- アンラーニング
- 中途意識の排除
- 信頼関係の構築
- 人的ネットワークの構築
があげれています。詳しくは上記ページをご参考にいただきたいのですが、
大きな要素として、
経験者採用者は成果を出さなければとプレッシャーをかなり感じています。
採用面接時に○○ができます!と言い切っていることもあると思います。
ですが、信頼関係を構築していくには結果や成果が必要であるが、
経験者には新しい会社では結果も成果もない。
当然、元からいるメンバーにとっても本当にできるのという懐疑的な目や
人によっては転職してきたからポストが埋まってしまったという人もいるでしょう。
実際、私は上司や同僚に恵まれて、最初は新人のように扱ってくれたのですが、
友人は周りのSEや若手となじめず、精神的な面に不調がでてしまい会社を辞めてしまいました。
そのような人をできるだけ少なくするように
経験採用を適応させるステップがあります。
これは本人も受け入れ先も認識しなければなりません。
- 環境に適応する
- 自分のこれまでの経験と現環境をミックスする
環境に適応する
どんな経験者であっても適応する時間はかならず必要です。
Appleのスティーブ・ジョブズ氏も「即戦力なんて存在しない。だから育てるんだ。」と発言しています。
経験者側も成果へのプレッシャーを感じすぎずにまずは適応することを考えて行動が必要です。一見、非効率な業務も理由や歴史があり、それを理解せず頭ごなしに非効率と言ってしまえば、信頼関係も築けません。新人になった気持ちで一から勉強しましょう。
最初は出社して、近くにいる話やすい人に聞きまくる、飲み会や社内イベントにできるだけ参加してみるというのもよい作戦です。
信頼関係は成果もありますが、コロナ禍を経て「会ったことがある人」への関係が深まっているように思います。
自分のこれまでの経験と環境をミックスする
適応段階では自分の経験との違いをあえて保管しておきましょう。
(最初はよくギャップを聞かれますが、フロアが綺麗ですなど適当な回答をしておきます)
信頼関係が強まってくると意見を求めれられる場面が増えてきます。
そこで元々いる人の経験ではない、全社との業務の違い、
自分が感じたそれぞれのメリット・デメリットを述べて
提案ができればとても優秀な人に見えるでしょう。
- 初期は適応期間が必要
- 信頼関係を構築し、経験とミックス提案できれば優秀な人材に見えること間違いなし